
三郷市
姿勢改善トレーナー
キヅスポ 木津です
今日は【ぎっくり腰】の話。
最近気候が安定しませんね。
でもこれも秋らしいというのかも。
正直、もっと秋晴れを感じたい
今日この頃です。
そんなキヅスポに、最近ぎっくり腰の
お客様が良くいらっしゃいます。
それぞれぎっくり腰を起こしてしまった
原因はあるのだけど。
例えば、
軽作業(荷物の持ち運び)をしていて
重いだろうなと思って持とうとしたら
想像していたよりも
よっぽど軽くて、
体がビクッとなったケース。
もう一つは、
サーフィンをしていて
ダンパーの波にやられ
一気にエビゾリ状態になって
打ちつけれてしまった。
直後は強烈な打撲かと思っていたけど
実はぎっくり腰を引き起こしていたケース。
2つとも真逆のケースですよね
1つ目は明らかな体に対する衝撃は少ないけれど、
2つ目は事故と言っても良いほどの
衝撃があったことと思います。
では
どうしてぎっくり腰が
起きてしまうのか?
化学的には未だに全てを
解明できてはいませんが。
私の15年以上の治療家として経験として
解釈をお話ししていきます。
まず、ぎっくり腰が起きるメカニズムとして
考えられるのが
仙腸関節の捻挫です。
仙腸関節とは・・・
写真で赤く示したところが、仙腸関節の場所。
字の如く、仙骨と腸骨が交合うところです。
実はこの関節、
関節というのは名だけであって
たった2mmしか動きません。
しかし、人間の体は良くできており
ここは上半身と下半身が繋がる所でもあるから
頑丈な作りにしとかなくてはならないワケ。
だから、靭帯や筋肉もたくさんつける事によって
その関節をさらにパワーアップ
させているのです。
代表的な靭帯
・腸腰靭帯
・仙腸靭帯
・仙結節靭帯
代表的な筋肉
・多裂筋
(赤く示したところ)
この多裂筋も
ぎっくり腰と関係性が深い筋肉です。
多裂筋とは頚椎から仙骨までに広がりますが
特に腰部多裂筋は
腰を反る(伸展)
体を横へ倒す(側屈)
体を回す(回旋)
に関わります。
ですから、サーフィンをして起こした
ぎっくり腰は
この筋肉に急激なストレスがかかり
起こしてしまったと推測が出来ます。
では、軽作業ではなぜ起こるのか?
それは・・・
実は多裂筋は
深部で腹横筋と膜結合をしています。
日常的に腹横筋が働かない人は
(腹圧がゆるい・常に緊張している・
呼吸が浅い)
その結果、多裂筋に頼った生活を
している事になり多裂筋が何もしていなくても
オーバーワーク状態で
何かの拍子に
ギクっ!!
と魔女の一撃を喰らうことになります。
私も恥ずかしながら、過去に3度ほど
ぎっくり腰を起こしております。
今では自分で治せるようにもなりました。
今回の2例も無事に
1回、または2回の施術で回復しております。
困った時には一度、ご連絡ください。
ではまた^ ^
Profile
私の使命は、運動を通して人々を健康と笑顔にすることです
現代人の8割以上が一日8時間以上も座り続けています。このことで体幹筋群が使われなくなり、その結果不良姿勢を招き、腰痛や肩こりといった慢性的な疾患を患っております。
そこで運動が必要になるわけですが、残念ながら”いわゆる筋トレ”では改善されません。過去の私は筋トレを週に6回行っていましたが、腰痛と肩こりに日々苦しんでいました。
そこで行き着いた先が【TBP理論】です。その結果現在では慢性的な痛み一切ありません。
さぁ、次に変わるのはあなたです!