
三郷市
姿勢改善トレーナー
キヅスポ 木津です
キヅスポには野球関係の
お客様が多くいらっしゃいます。
最近では
「股関節に痛みがあり、歩くのもツラい」
という6年生の体のケアもしています。
そこで先日、お母様から
「兄も肘が痛いと言っていて
診てほしい・・・」
とご連絡が入りました。
お兄ちゃんは中学3年生。
リトルリーグで硬式でやっています。
ポジションは外野手だけど
本当は肘が痛くなければ
ピッチャーをやりたい。
とも言っています。
だけど、今は外野からの返球をすると
腕が痛い!と。
痛いところはどこか確認すると、
上腕部のこの辺り。
野球肘ではなく、
筋肉を痛めているようでした・・・
筋肉を触ると、
肩から腕が驚くほど、
張っていました。
良い筋肉とは触るだけだと
柔らかくて、
使う時にグッと締まる筋肉が
良い筋肉です。
彼の場合、何もしていない時から
パンパンに筋肉が硬いのです。
不思議に感じた私は
「筋トレとかしてるの?」
と聞いてみました。
すると、
「3ヶ月前からダンベルで
筋トレやってます!」
やっぱりな。。。
私の正直な感想です。
私が考えるに
中学生までは
筋トレは必要あリません。
まだまだ身長も伸びる頃ですし、
下手に筋肉をつけてしまうと
成長が止まってしまう可能性も
あるからです。
それよりも、
もっとやることがあります。
それは
「体の動かし方の
引き出しを
増やしておくこと」
です。
人間には36個の
基本的な動作というものが
あります。
”まわる”から、”うく”までの9つの動作は
全て”姿勢安定運動”にあたり、
また”はう”から”すべる”までの9つは
全て”移動運動”です。
そして残りの
”つかむ”から”こぐ”の9つのは
”操作運動”に当たります。
これらの基本動作が
円滑に行えるほど、
体の使い方が上手い!
運動センスがある!!
などと言われやすい要因でもあります。
上にあげた36個の動作は
本来ならば、
幼少期からの遊びや運動の過程で
自然と育まれるべきものです。
しかし、現在では公園も減少し、
公園があっとしても
「ボール使用禁止」
「騒ぐな!」
等の看板が目につくのが事実です。
さらに輪をかけて、
ゲーム時間増。
タブレットやスマホの普及で
幼少期に本来、経験しなければならない
体の育みもが激減しています。
もしかしたら、肘を痛めた彼も
幼少期からのこんな経験が
乏しくある中で、
野球という専門的なスポーツを
始めてしまったのかもしれません。
その結果、十分な姿勢安定力や
円滑な筋のコントロール力が欠如し、
筋肉や関節に頼った、
投げ方になってしまっのかも
しれません。
あなたは大丈夫ですか?
ではまた。
Profile
私の使命は、運動を通して人々を健康と笑顔にすることです
現代人の8割以上が一日8時間以上も座り続けています。このことで体幹筋群が使われなくなり、その結果不良姿勢を招き、腰痛や肩こりといった慢性的な疾患を患っております。
そこで運動が必要になるわけですが、残念ながら”いわゆる筋トレ”では改善されません。過去の私は筋トレを週に6回行っていましたが、腰痛と肩こりに日々苦しんでいました。
そこで行き着いた先が【TBP理論】です。その結果現在では慢性的な痛み一切ありません。
さぁ、次に変わるのはあなたです!