埼玉県三郷市
仕事と趣味を最高に楽しめる
体づくり専門家
フィジカルリボーンアドバイザー
木津こういち
一気に気温が下がり
寒さが増してきた今日この頃
週末はさらに下がる予報が
出ています
それでも全国のランナーは走る。
雨の日も風の日も。
先日こんなブログ記事を書きました



「腕振りを変えて
スピードが上がった!」
と。
私は過去にもランニングの
腕振りについて数回話しています





この記事では腕振りの本質を話しているので
まだの方はどうぞ
上の記事でこんなことに
触れています。



背骨、または胸骨(胸郭)
を動かす意識を持っているだけで
腕は勝手に振られ、
脚も自然と前へ投げ出される
形となるのです。
そこで今一度、次の映像を
見てみましょう



これは陥りやすい腕振りの典型です
見た目上、腕は大きく振られています。
がしかし、腕だけを振っていても
推進力にはつながりません。

なぜならば、推進力を得るためには
肩甲骨と骨盤の動きが重要
だからです
では肩甲骨に注目してみましょう。

腕の骨である上腕骨は、肩甲骨に付着します。
その肩甲骨は胸郭と関節を持ち、
(肩甲胸郭関節)肋骨の動きを助けます。
さらに鎖骨とも関節を持ち、
(肩鎖関節)鎖骨を経由して胸骨(胸郭の1つ)
とも連動します。
ですから

肩甲骨の動作が上部体幹(胸郭)
の動きを決定する重要な動作になります。
そこで下の映像のような
腕振り(肩甲骨振り)をすることで
自然と肩甲骨の動きが生まれ、
前方に向かっての推進力に繋がるのです。



映像ではわかりずらいかも知れないので
静止画で説明します。
(腕だけを振っているVer)




(肩甲骨から動かせているVer)




明かに肩甲骨の位置、肩の位置が
後者の方が前方にあります。
このことで重心が進行方向に移り
体重移動がスムーズに行える!
これが非常に大切な点です

安藤さんの忍者走りは
腕自体は大きく振って見えませんが、
それ以上に体幹の動きに
重きを置いた走りでもあったとも言えます。
特に腕振りに悩んでいる人は
安藤さんのように”腕振りを敢えて殺す”
戦法がオススメです
このことで”体幹中心の走り”になるからです。
走ることはとても単純だからこそ
奥が深い!!!
ではまた。
Profile
1977年9月生まれ
高校卒業後JR東海に就職も うつ病になり2年で離職。
環境を変えるべく、子供の頃から好きだった運動を仕事にしたいと専門学校へ進む。
その後、満員御礼人気インストラクターになる。 加えてカイロプラクティックの資格を習得。
この当時週6回筋トレを行いモリモリになるが、腰痛と肩こりに苦しめられる。
いくつもの治療院にも通うが、その場しのぎで改善はなかった。
しかし、あの山木伸允氏との出会いで痛みの原因を知り、実践することで改善された。
人間が持っている感覚を無視し筋肉だけを鍛えると体は硬く痛みを発症する。
そこで皮膚で感じ、目を使い、平衡感覚を研ぎ澄ますといった 人間が生まれ持った能力 (五感+二感)をもう一度磨くことが痛みを無くし、体が柔らかく、その結果、運動能力が上がるというオリジナルメソッドSSM理論を考案。
巷では過去の私のように間違った体の鍛え方をしている人が 多いことに危機感を感じ、 2018年に埼玉県三郷市で「キヅスポ」を開業。
趣味や仕事をバリバリにこなしたい40代以上の方達へ、 一般的なジムでは絶対に教えてくれない、驚くほど体が軽くなる”痛みのない体づくり”を提供します。
クライアントからは『体が変わる!』と絶賛され、 のべ15,000人以上の実績。フルマラソンサブ3