
三郷市
姿勢改善トレーナー
キヅスポ 木津です
昨日のキヅスポ。
小学生5年生の男の子が
いらっしゃいました。
彼は野球少年。
ポジションはキャッチャー。
お悩みは
【右の股関節が痛い】
とお母様から連絡がありました。
家でも脚を引きずるほど
の痛みがあると言います。
病院でも診てもらったそうですが
レントゲンにも異常はなかったそうです。
問診をして視診・触診をします。
まず気になるところは
・ハムストリングス(もも裏)の硬さ
・反り腰
そして決定的だったのが
左右の股関節の動きが
アンバランスだったこと。
特に内旋という動作が
左は正常だけれど
右がほとんど動きませんでした・・・
(股関節の内旋動作)
野球人に置いて(ゴルフも同等)
この股関節の内旋動作は”命”
とも言えます。
それは投打に置いて
軸足に体重を乗せる際に
この内旋が必要となります。
しかし、内旋可動域が狭いと
体重がしっかり乗せられず、
スムーズな体重移動と
力強いパフォーマンスが出せなくなります。
では股関節内旋可動域を
改善するのに代表的な筋肉が
大臀筋です。
この筋肉が硬くなっていると
内旋が制限されてしまいます。
またハムストリングスもとても
硬くなっており、右の骨盤が
後傾していました。
このことで骨盤底筋群も硬く
なっていることが
わかります。
最後に彼とこんなことを話しました。
「家で過ごしている時、
どんな姿勢でいることが多いかな?」
するとお母さんはこう言いました。
「ビーズクッションに座っている!」
と。
ビーズクションは
人間をダメにする
クッションです・・・
ご家庭にあるかたは
改めて考えてください。
このクッションに座り続けることは
リスクがあります。
それは骨盤を後傾させ、
ハムストリングスを硬くします。
同時に姿勢を悪くさせ
腹筋群も弱くなります。
最後に、お尻のストレッチを
ご紹介して終わります。
伸ばしたい側の、膝を両手を使って
胸に引きつけていきます。
(写真では左のお尻のストレッチ)
この姿勢をとり10〜15秒
気持ちの良い程度にストレッチ
しましょう。
Profile
私の使命は、運動を通して人々を健康と笑顔にすることです
現代人の8割以上が一日8時間以上も座り続けています。このことで体幹筋群が使われなくなり、その結果不良姿勢を招き、腰痛や肩こりといった慢性的な疾患を患っております。
そこで運動が必要になるわけですが、残念ながら”いわゆる筋トレ”では改善されません。過去の私は筋トレを週に6回行っていましたが、腰痛と肩こりに日々苦しんでいました。
そこで行き着いた先が【TBP理論】です。その結果現在では慢性的な痛み一切ありません。
さぁ、次に変わるのはあなたです!