三郷市
姿勢改善トレーナー
キヅスポ 木津です
昨日のブログにも書きましたが、
球速をUPさせるには
【肩甲骨の使い方にある!】
今回はその理由を述べて行きます。
その前に、あなたが
弓矢を遠くに強く
放つとしたらどうしますか?
まずは、目一杯引けるところまで
弓を引くと思います。
だってそうしないと
張力が働かずに
遠くに強く
飛ばないですものね。
私たちはこれをなんとなく
理解しています。
投げる動作にも上記と
同じことが言えます。
速いボールを投げる。
遠くに投げる。
この時にも体でエネルギーを
たくさんタメる必要があります。
それが、TERと言い
(total external rotation)
・股関節の伸展
・脊柱・胸郭の伸展
・肩甲胸郭関節の後傾・上方回旋
などの表します。
超簡単いいうと、
まさにブリッジが
そのTERの形の基本となります。
(私がブリッジを推奨するのは
ここにワケがあります。)
さらに、TERが最大になった瞬間を
MERと言い、
(maximum external rotation)
肩甲胸郭関節の最大外旋位を表します。
肩甲胸郭関節とは・・・
肩甲骨と、胸郭が成す関節になり
ピンクで表したところです。
肩甲骨はこの胸郭と滑り合いながら
上腕骨の動きを助けています。
この時に肩甲骨は
最大後傾・最大上方回旋を起こします。
肩甲骨の後傾とは
肩甲骨の下端が肋骨に近づく
動きになります。
この動作を投球動作中の
アーリーコッキング期から
レイトコッキング期に
完成させておきたいのです。
それが弓矢を放つ時の
最大に弓を引っ張る動作になります。
この動作が優秀な投手ほど
上手で、
私を含め、130kmにも満たない
投手はこれが上手くハマっていません。。。
この動作を習得しやすいのは
個人的に
WBCでも大活躍している
日本の大エース、山本由伸投手の
投げ方が参考になると思っています。
※まさにこの写真がMERの瞬間です
彼のアーム投げと言われる
独特の投げ方には
肩甲骨の後傾・上方回旋が
うまく引き出せるコツが
詰まっています。
最近の私は彼の投げ方を
参考にして
今までになかった
肩甲骨の使い方を、
学んでいます。
その結果、肘に頼らない、
肩甲骨を中心とした
力強いボールが投げれてきています。
このままさらに鍛錬して
130kmを目指していこうと
思います。
”夢は諦めなければ叶う”
オヤジの挑戦、楽しみます^^
Profile
1977年9月生まれ
高校卒業後JR東海に就職も うつ病になり2年で離職。
環境を変えるべく、子供の頃から好きだった運動を仕事にしたいと専門学校へ進む。
その後、満員御礼人気インストラクターになる。 加えてカイロプラクティックの資格を習得。
この当時週6回筋トレを行いモリモリになるが、腰痛と肩こりに苦しめられる。
いくつもの治療院にも通うが、その場しのぎで改善はなかった。
しかし、あの山木伸允氏との出会いで痛みの原因を知り、実践することで改善された。
人間が持っている感覚を無視し筋肉だけを鍛えると体は硬く痛みを発症する。
そこで皮膚で感じ、目を使い、平衡感覚を研ぎ澄ますといった 人間が生まれ持った能力 (五感+二感)をもう一度磨くことが痛みを無くし、体が柔らかく、その結果、運動能力が上がるというオリジナルメソッドSSM理論を考案。
巷では過去の私のように間違った体の鍛え方をしている人が 多いことに危機感を感じ、 2018年に埼玉県三郷市で「キヅスポ」を開業。
趣味や仕事をバリバリにこなしたい40代以上の方達へ、 一般的なジムでは絶対に教えてくれない、驚くほど体が軽くなる”痛みのない体づくり”を提供します。
クライアントからは『体が変わる!』と絶賛され、 のべ15,000人以上の実績。フルマラソンサブ3